社労士の資格を取った主婦が開業するなら、成功しやすいと思います。
主婦でもできる確かな仕事を・・・ということで、社労士の資格を取られる方も多いです。
社労士の資格を取ったら主婦でも開業できるのか?ですが、
開業自体はできる
です。
あと、「主婦」(家計の主な担い手ではない)ということなら、成功しすいと思います。
開業は別に難しくない、難しいのは「維持」
社労士で開業自体は難しくありません。
手続きと準備の問題です。
開業して難しいのは維持することです。
社労士で起業したとしても、お客さんは向こうからやって来ません。
自宅に居ては、
- 家賃
- 生活費
- 経費
- その他もろもろのお金
が出て行くだけです。
開業しても売上が入ってこないと、無職と同じなんですねー・・・。
主婦なら、のんびりやれる
その点、主婦で旦那さんが家計を維持してくれるのであれば、のんびり集客をやっていくことができます。
パート代くらいなら、社労士協会から話がくる行政協力(市役所などでの出張相談)をこなしていれば稼げると思います。
行政協力は、実績作り
行政協力は営業NGなので、それが顧問先に繋がることはないですが、実績作りには利用できます。
見ず知らずの他人があなたにお金を払うのは、「解決能力があると思えるから」です。
なので、未経験で書類の提出もしたことない人に仕事を頼む人はよっぽどですね。
それか単価をめちゃくちゃ安く受けるか・・・です。
単価をめちゃくちゃ安くすると、すぐ大変になります。
ちなみに、最初に単価を安くしすぎると、後で大変です。
時間がかかる作業なのに、低単価だと、パートに出た方が時給が良いケースも出てきます。
社労士の仕事は、なかなか効率化が難しいので、大きく稼ごうとすると、どうしても作業時間当たりの単価を高くしておく必要があります。
最初に安く請けると、次もその値段が当然と思われますので、中々単価を上げて行くのは難しいですね。
主婦だと成功しやすいですが、どういう仕事受けて行くか?は開業前に計画しておきましょう
とにかく仕事を獲れれば良い、ならいいです。
ただ、主婦の方だと育児や家事もあるし、休日には家族と遊びにでかけたりしたいと思います。
そういうのんびりした生活が理想なのに、目先の仕事を安く取ったために、時間がなくなって子供や家族の時間が減るのは独立の意味がなくなってしまいます。
そうならないためには、社労士として開業する前に、経営戦略を学ぶ必要があります。
「戦略?そんな大げさな・・・」
かもしれません。
ですが「開業する」ということは、目には見えませんが、ライバル社労士さんとお客の取り合いなのです。
また、少しでも効率よく稼げるような形で起業しないと、社労士は、1回受けたら中々変更が効かない仕事です。
人事情報や給与情報を知らない社労士に引き継げないので・・・。
なので、主婦で開業はのんびりできますが、変な仕事の取り方をすると、のんびりできなくなる可能性もあります。
それを避けるためにも、しっかり事前に経営戦略を立ててください。
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社労士で独立・開業する前に検討が必要な経営戦略とは?