社労士として50代から開業で失敗しないために必要な準備
社労士試験に合格して、50代で開業というのは珍しいことではありません。
ただ、続くかどうかは別です。
開業前にお客さんがいないと、大抵失敗
開業前にお客さんがすでについているか、営業経験があって自分で仕事を取った経験が無いと、大抵失敗します。
社労士事務所を開いたところで、お客はあちらから来ません。
他に取引のある社労士さんがあったり、昔から信頼されてる社労士さんが同じ市場にいるからです。
さらに、来年になると新しく社労士試験に合格した方が出ます。
競争は激しい
競争は激しい上に、仕事は少ないので価格競争になりがちです。
あと、よっぽどのことがなければ、給与計算を切り替えることは無いです。
一時、社労士さんは助成金申請が流行りでした。
ですが、1回切りの助成金を事業の中心におくと、その助成金がなくなると大変です。
ちゃんと「経営」を考える必要があります。
経営とは「簿記・会計」ではありません
経営といっても簿記会計ではありません。
「経営」とは、
- 商品・サービスはどこに中心におくか?
- どの地域の人をお客にするか?
- どの業界・客層に強くなるか
- どうやってお客に営業するか?
- どうやって、お客を維持していくか?
などを考えることです。
50代で開業するなら、本当に事前準備が大事
50代でお子さんがいたりすると、まだ学費がかかったり、老後の資金を貯める段階だったりします。
50代でお客もいないのに独立して失敗すると、貯金どころか借金が出来ます。
そうならないためにも、成功しづらい社労士として50代で開業するなら、事前にしっかり経営を研究して下さい。
さらに詳しくは、下記にまとめてあります。
40代や50代で社労士の開業を成功させるのに必要な準備。「なんとかなる」は、かなり危険