社労士で年収3000万は可能?

「社労士で年収3000万円稼ぐ開業ノウハウ 顧問契約のみで大成功を収める秘訣とは?」という本があります。
中身は拝見したことないですが、社労士で年収3000万って可能なのでしょうか?
年収3000万だと、年商は6000万くらいは必要
年収3000万は、勤務社労士では、まず無理ですね。
年収3000万円だと、年商6000万、月商500万くらいは必要じゃないでしょうか?
年商6000万で事務所経費や、所員の人件費を引いて、自分の元に残るのが3,000万円くらいということです。
月商500万は、かなり大変
年商6000万、月商500万というのは、規模にもよりますが、かなり大変です。
顧問料が20万として25社。
大企業の相手じゃないと顧問料20万と言うのは難しいです。
25社だと一人事務所じゃ無理なので、それなりの規模になりますね。
年収3000万は大変ですが、年商3000万なら可能な範囲
このように社労士で年収3000万は、かなり大変です。
ただ、年商3000万円、年収1000万円くらいなら可能なのではないでしょうか?
年商3000万だと、月商250万円です。
これは助成金や就業規則の作成をメインにして、1案件30万だと月8件~9件こなせばよい規模になります。
ただ、就業規則や助成金の成功報酬を月9件というのも、かなり大変ですけどね・・・。
儲かるところには、必ずライバルが現れる
残念ながら、儲かるところには、必ずライバルが参入してきます。
特に社労士は毎年合格者が出ます。
基本的に毎年ライバルが増えるということですね。
なので、40代くらいで単発物の就業規則や助成金申請をやっていると、50代くらいで行き詰る可能性高いです。
年代によって選ぶサービスを変えないと後に行き詰まる
60代で開業だと、今、流行りのサービスをやれば年金受給年齢までは持つと思います。
また主婦(主夫)で家計を支える人が別に居る方だと、同じく今、流行りのサービスに手を出しても大丈夫でしょう。
逆に30代、40代のように先が長い年齢で開業するのであれば、顧問契約をしっかりとる方向でやらないと、後々詰みます。
独立開業は、個人の状況によって考え方(戦略)が違います。
自分にあった開業をするには、
どのような経営戦略に基づいて開業すればよいか?
を自分で判断する必要があります。
「経営戦略??」かも知れませんが、社労士の開業は割と厳しいです。
社労士で開業する年齢は20代が良い?40代が良い?60歳の定年後?現実的に考えてみる。
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