お客様が求めることをやっていればつぶれない
面白い記事を読みました。
【スーパー隣のコンビニが全然潰れない理由】
「うちの近所のコンビニの真横に、大きなスーパーが新しくできたんです。品揃えが多くて商品も安くて、これはあのコンビニは潰れるなと思っていたら、潰れないんですよ。以前と同じようにコンビニにもお客さんが入っていて、それでいて新しいスーパーも繁盛しているんです。これはどうしてなんでしょう」
コンビニに来るお客さんと、スーパーに来るお客さんでは来る目的が違う、というお話です。
お客さんが本当に求めていることを考える
お客様が求めることをやっていればつぶれない、ということになるかなと。
もちろん今扱っている商品をどう売るか?を考えるのが、まず最初です。
ただ、江戸時代に大火が起きた時に商人が一番に持って逃げたのが
お金じゃなくて、大福帳(顧客名簿)
だった、というのは有名なお話です。
お金は、お客さんがいればまた増やせますが、お客さんを増やすのは大変。
お客さんが、自店で商品を購入してくれれば事業は継続できます。
で、お客さんが求めてくれれば、別に今の商品にこだわる必要ありません。
お客さんが求めていることによって方針が変わる
例えば、喫茶店の場合、お客さんには
コーヒーが求められている
とみなすか、
お客さんのくつろぐ時間が求められているか
とみなすかで、やり方がかわってくるはずです。
コーヒーを求められているのであれば、コーヒーの質を上げる、種類を増やす、という方向になります。
「くつろぐ時間」が求められているのであれば、ゆっくりできる環境を作ることに力を入れる、という方向になります。
まぁ、喫茶店がいきなり、ネットカフェみたいに時間チケット制にするのは中々難しいかもしれませんが、
自宅じゃ落ち着かないから、喫茶店でゆっくりしにきてる
というケースもあるんじゃないでしょうかね?
(当方がネットカフェで文章書きの仕事をするのは、まさにそうなんですけど・・・)
いろいろと面白かったんで、ご一読おすすめいたします。