二見さん、三見さんをリピーターと勘違いしてはいけない。本当のリピーターとは?
お店や、事業を継続していくのに一番大事なのは「リピーターさん」です。
我々でいうと顧問契約を結んでくれるお客さんですねー。
スポット(都度払い)みたいな感じだと、月によって上下があって売上が安定しません。
ずーっとスポットが沢山あればいいんですけど、景気の波や、コロナみたいな突発的な不況になると新規の受注って難しくなります。
その点、顧問契約だと毎月「来月の売上予測が立つ」ので、安定して経営することができます。
色々チャレンジも出来るってことですね。
二見さん、三見さんはリピーターではない
そんな感じで「リピーター」というのは、
売上を読めるようにしてくれる方
です。
決して、二見さん、三見さんではありません。
3回目、4回目の来店が読めない人は、新規客とほぼ同じ扱いです。
競争の激しい業種はリピーターをどれだけ作れるか?がカギ
競争の激しい飲食店さんなんかだと、よく「ホントに読めません」と言われること多いです。
でも、それってホントに危険で、
- リピーターになるように商品を開発
- リピーターになる商品を買いに来るように集客
- リピートしてもらうためにお店の接客や全体的なメニューの開発
を続けないとダメなんです。
「あの人、毎月来てくれてるから、リピーター」
という判断は間違いで、
新しくお好みの店ができれば移っちゃう人
だったら新規客とあまり変わりありません。
飲食店は新しいお店が次々と出来るので、そういう人を集客してると危ないですね。
ステーレストラン千一夜さんは、その点がすごい
富田林と大阪狭山市の境にあるステーレストラン千一夜さんは、その点がすごいですね。
ちゃんとリピーター用の商品(というか用途)を作って、狙って集客されてます。
一番強いのは、やっぱり顧客リストが膨大にある、ってことですねー。
毎月、該当の方々にハガキを出すだけで、ある程度の売上は確保できてます。
(ハガキの反応率が下がってるというのは、また別の問題なので、しっかり研究が必要)
そうやって
「来月これくらいハガキを出したら、」
「これくらいの反応があるから、」
「大体売上はこれくらいできる」
という経営やってると外部ら見てても安心ですね(笑)
下がり始めてから変わっても遅い
事業って傾き始めると、あっという間に落ちていきます。
下りのエスカレーターを歩いて下りるイメージですね。
売上下がるから広告も打てないし、集客活動に時間も割けない。
そうすると更に売上落ちて・・・という流れです。
調子のよいうちに、
リピートされる用途での集客
に切り替えてくださいね。
3年目から急激に客足が鈍ってきたら黄色信号で、そこから1年以内にダメになる可能性は高くなると思います。
(ふじい@飲食店の場合、ラーメン屋さんとか1点メニューならいざ知らず、普通は料理目当てのリピートは無いです。
同じメニューでもお客さんにとって都合の良い店・使いやすいお店ならリピートされます。
その辺をよく考えてくださいませ。)