恐ろしい看板・・・集客はやっぱり戦いです。社長の経営実力以上の成果は出ない
結構、古い話になるのですが、うちの近所にセブンイレブンさんが出来ました。
元々は、ミニストップさんも近所にあって、後発でセブンイレブンさんが出店って感じですね。
ミニストップさん VS セブンイレブンさんの集客の戦い、はたから見てたらオモシロいです。
で、前々からちょっとご紹介したかった
「看板」
がありますので、今日(2024/02/11)は、そのことについてご紹介します。
認知度はミニストップさんの勝ち
ミニストップさんは、そもそも長く営業されてました。
なので、周辺の方や、前の道路を使う方の認知度は高かったです。
自分は車通勤とかしてないので、利用する機会はあまりありませんでしたが、毎日前を通る方は、
何かあったらミニストップで買える
という意識はあったと思います。
後発のセブンイレブンさん的には、お客を奪う必要がある
で、その後に、同じ道路の同じ側にセブンイレブンさんが出店されました。
セブンイレブンさんは、河内長野ではあんまり見かけなくって、自分の近所ではファミマさんの方が多いです。
自分は、セブンイレブンさん、ファミマさん、ミニストップさんの品ぞろえの違いをあんまり理解はしてません。
あと、絶対セブンイレブンじゃないと、ダメだ!みたいなこだわりのある人もそんなに多くないと思います。
なので、セブンイレブンで買えなくても、ミニストップさんで買っても替えが効く品物も多いでしょう。
ということで、ミニストップさんに慣れ親しんだお客さんを、セブンイレブンさんを利用に変わってもらうのは、中々難しい面もあるかなと思います。
そこで、看板を立てる戦術を使うセブンイレブンさんは、やっぱ怖い
そこで、セブンイレブンさんは画像の看板を立てたってことですね。
この看板の目的は、
須賀南方面から、車で上がってきた人
に、
セブンイレブンがあるよ、という意識付けをする
だと思います。
これを考えるところが怖いす。
ドライバーさんは、ミニストップさんがあるのは判ってます。
けれど、信号待ちで
その先にセブンイレブンがあるよ
と見せることで、何か買う必要があれば、
頭の中に、まずセブンイレブンを思い出させる
ということをやってるわけです。
すると、
「小腹が空いたなー・・・おにぎり買いたいな」
というような方は、セブンイレブンさんの看板を見て
ミニストップより、セブンイレブンで買う気になっちゃう
ってことですねー。
この道を初めて通る人も
「セブンイレブン、セブンイレブン」
って探すので、途中でミニストップがあっても素通りする人もでるかも・・・です。
商売はその気が無くても戦いです。負けないように日々集客作業を
こんな感じで、セブンイレブンさんは
ミニストップに流れるお客を手前で獲る
という戦略に基づいて、看板立てる、という戦術選択したわけです。
この看板で、ミニストップさんのお客、だいぶ取られてるんじゃないでしょうかねー?
商売は、客取り合戦です。
こんな感じで、いつまでも良い状態を維持できるってのは、ありえません。
「〇〇で1位になる、他店を選ばせない」
という意識(戦略)で、日々の集客作業を行ってくださいね。
でなければ、お店の維持は年々厳しくなっていくと思います。
(ふじい@お客を奪われたミニストップさんは対抗策として、その後、コインランドリーを併設されてます。
これでまた別のお客を獲得するという差別化戦略ですねー。
ホント知恵比べですね、集客って面白いです。
商売がうまくいくかどうかは、社長(店長)の実力次第というのは、こういうことなのです。)