飛ぶように売れた商品も、いつかは飽きられる。そこを中心に事業を組み立てると長続きは難しい
商品の作り手さんは、商品づくりのことを一生懸命考えるので、どうしても商品のことをアピールしがちです。
ただ、残念なことにお客さんは、そこまであなたの商品のことを考えてはくれません。
なので、そこがズレ始めると、
売上不振
になっていきます。
この話をすると、たいてい
- 「いやいや、うちは大丈夫、質もいいし、変化つけていくから」
- 「SNSやLINEでちゃんとお客さんと繋がって接触するから大丈夫」
- 「他に同じ物を作ってるところないから、大丈夫」
という感じで言われます。
まぁ、今、タピオカミルクティーに、いろんな変化つけても売れないと思います。
言いたいことはそういうことなんすね。
珍しい商品、新規商品は1度で満足されがち。何を狙うべきか?
珍しい商品、話題の商品は
1度は買うけど、体験したら満足
してしまいます。
買う気がない人に、変化つけた商品を、SNSやLINEで推したとしても売れません。
なので、継続して商売、売り上げを維持するには、
お客さんが商品、サービスを買う目的
をしっかり把握して、そこを狙う必要があります。
〇〇するときには、〇〇の品
ですね。
(竹田ランチェスターでいうところの商品戦略)
たとえば、
- 「ホームページで集客したいなら、ネット集客実践クラブで相談」
- 「事務の仕事でパソコン習うなら、すばるホールパソコン教室」
- 「ボランティア活動で市のサポートが欲しいなら市民公益活動センターへ相談」
- 「カスタマイズ可能な誕生日ケーキを頼むなら、富田林の〇〇」
- 「外反母趾を確実に治したいなら河内長野の〇〇」
- 「ショートカットが上手で過ごしやすい美容院なら富田林の〇〇」
などなど。
お客さんが、わざわざお金を出す理由ってなに?
お客さんは、そもそも商品が欲しいんじゃなくて、
自分はやりたいことを実現するためにお金を払う
んで、
そこからズレた商品を作っても、売れないのは当たり前
なんです。
「珍しいものを買いたい」という動機はモチロンあります。
でも、そこを狙うと、商圏内で経験した人が増えるにしたがって売れづらくなります。
また、新商品を開発し続けないといけないです。
これも大変だし、当たるかわからないし、集客にかける時間がなくなります。
集客にかける時間が減ると売り上げは、もちろん減りますね。
長く商売するなら、長く発生するニーズを狙う
あなたのお店がタピオカミルクティー屋さんにならないように、しっかりと、
「長く発生する」お客さんがやりたいこと、お金を出す動機
を捉えて、
未認知からファン化までの導線を確実なもの
にしてくださいね。
(ふじい@ま、自分もお客導線の構築中なんで偉そうなことはいえませんが、やらないといけないことは、基本これです。)