ランチェスター法則を勉強してたら、なぜ総合スーパーが衰退していっているのか、理由がぼんやり判ってきた
人生のうちで少しだけ総合スーパーにかかわっている時期がありました。
その頃から、徐々に斜陽というか生き残りが厳しくなってる状態でした。
会社辞めて独立する当時もランチェスター経営を勉強しましたが、今更ながら、大手スーパーが専門店に負けた理由が良く判りました。
ランチェスター戦略でいうところの「局地戦」で負けた
ランチェスター戦略でいうところの局地戦で負けたってことですねー・・・。
局地戦、と言っても「営業地域」じゃなくて、ジャンル別のことです。
衣料、住生活、家電、薬ドラッグ・・・。
辛うじて食品が残ってるから、今はそこに力いれておられますが、それ正しい戦略なんだと判りました。
近所の西友さんのリニューアルも2階まで食品売り場にして、衣料は、しまむらさんに、生活用品はセリアさんに譲る、ということですもんね。
家賃を貰いながら、総合スーパーという集客力は維持、ということですかー。
気づくの遅すぎかもしれませんが、中々面白いなーと思いました。
ランチェスター経営の地域戦略は、こんな感じで「地域の攻め方」だけじゃなくて、「差別化」戦略も理解できます。
まぁ、この場合は商品戦略ですかね。
経営戦略は、形勢を知り、次にどうすれば良いかが判る
経営戦略を学ぶのは、こういう感じで
- 敵と味方の戦力差を見極め、
- どの戦略を取り
- どう生き残っていくのか?
を考える指針になるってことですねー。
まー、現場にいたら時代の流れや、お客さんの流れは感じると思いますので、あんまり必要ないかもしれませんが(笑)
じっくり生き残りを考える際には、色々参考になるかも?ですね。
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ふじい@じゃ、百貨店はどうする?ですけど、これは客層の差別化でしょうかねー?
完全に超が付くお金持ち相手にするとか・・・。
まー、外商に力入れておられる気はしますけど、決算報告とか、ニュース等で裏付けとると面白いかな。